story

あなたは、想像したことがありますか?

あなたが普段何気なく入っている、数多くのファーストフード店たち。
そのファーストフード店たちに、もし、命が宿ったとしたら。
もし、彼らが人の形を成して、交流し、お喋りをしていたら。
どんなこと話しているのか。どんな性格をしているのか。
仲良しなのか。仲が悪いのか。


あなたは気になりませんか?



「子ども達がお小遣いで買える値段で小さなおもちゃももらえる。それこそがオレの思うハッピーなんだ」
「ジャンクフードだらけのピクニックなんて、健康上よくありません!」
「31にキスしたら、毎日違う味が楽しめるのかな?」
「ファーストフード界のマスコットキャラはこの僕だ!!」
「ドーナツの穴をのぞくと妖精が見える・・・」
「トリ子・・・お前まさか、出荷されるのかい・・・!?」
「てめーらいつもピザ高ぇっつって頼まねぇくせに、悪天候のときだけ電話してくんじゃねーよ!!!」
「オレ今度、沖縄にDJしに行くんで、遊びにきてください!」
「そうだな・・・エコっぽさが足りないんじゃないですか?」
「うっさいなぁ!3段とか夢じゃん!あんただって好きでしょー!!?」
「はいさい!塩田海人です!」



これは、そんな人の形を成して、意思を持った

「ファーストフード店たち」の日常を描いた物語。